2011年8月30日火曜日

情報処理資格の必要性

平成21年春より、従来のシステムアドミニストレーター資格などの統廃合が行われ新体制となった情報処理資格は、正式名称を「情報処理技術者試験」といいます。
情報処理技術者試験とは、日進月歩する高度情報化社会において、時代のニーズにあった個々人の情報処理技術レベルを推し量る試験で、いろいろな情報処理分野の試験をまとめて情報処理技術者試験と呼んでいます。

情報処理に関する資格が設定された当初は、現在のように十数種類もの資格はありませんでしたが、紙媒体の電子化が進み、ネットワーク社会となっている昨今、情報処理の分野は多岐に渡ります。
それはアプリケーションの開発に長けていたり、ネットワーク技術に長けていたり、情報処理を利用した企業戦略を提案することに長けていたりとさまざまであり、一つの試験で「情報処理に長けている」というには、情報化社会は深く広くなりすぎたのです。

ですから、情報処理技術を十数種類の分野に分けて、それぞれの試験に合格することで、それぞれの資格を取得できるシステムとなっています。
この、情報処理技術分野に関するそれぞれの国家資格を総称して、情報処理資格と呼んでいるわけです。

現在ではもっともニーズの高い分野の資格といえるでしょう。



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