2010年7月15日木曜日

CRAの不足

近年ではCRAの需要が高まっており、時には不足が生じている現場もあります。
医療現場では医師や看護師の不足が問題となっていますが、CRAの不足も、医学の向上に際しては大きな問題となります。

CRAは新薬などの開発で重要な役割を果たしますが、その他にも、海外から入って来る医薬品などの、効能や副作用を確かめる場合などにも活躍しています。
最近では海外から新しい医薬品が数多く入って来ていますが、日本での承認が下りるまでに時間がかかってしまうというケースが増えています。

特に難病の患者に効く医薬品などは、少しでも早く承認が下りるよう、努力することが求められており、医薬品業界の課題ともなっています。
CRAへの転職は年々増えて来てはいますが、CRAは誰もができる仕事というわけではありません。

CRAには幅広い条件の治験に対応できるよう、さまざまなキャリアを持つ人たちなどが求められています。
中にはCROという、治験業務のみを専門的に行っている会社があり、そこではさまざまな資格や経験を持つCRAが、数多く確保されています。

CROは開発業務委託機関となっており、製薬会社などから治験の部分のみを委託されて、代行して業務を行っています。